姉妹都市イタリア・チェルタルド市

チェルタルド市は、イタリア共和国トスカーナ州フィレンツェ県に属し、人口約１６，０００人、面積７５．２４ｋｍ²の小都市です。　
首都ローマから北へ約２１０ｋｍ、フィレンツェ（ルネサンス発祥の地）から南へ約３０ｋｍの位置にあり、イタリアの代表的作家ボッカチオ（代表作デカメロン）の生まれた町として知られています。ワイン用ぶどう、オリーブ、麦が３大作物です。

チェルタルド市内には、１３世紀から１４世紀の古い建物が連なった旧城郭区域があり、これをチェルタルド・アルトと呼んでいます。このアルトの中心に１３世紀から１７世紀にかけてこの地方を統治した為政者の公館プレトリオ宮殿があります。９３年には、姉妹都市締結１０周年を記念して宮殿内の中庭に茶室「甘楽庵」を寄贈しました。

チェルタルド市との交流の概要は、次代を担う中学生に国際理解と姉妹都市交流の意義を身につけてもらうため隔年で研修団を派遣しています。
また、使節団の相互訪問やチェルタルド特産のワインを直輸入し、物産センターで販売しています。