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イタリア海外駐在員だより Vol.135
最終更新日:2026年10月23日
イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします
甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。
第135回のお話しは、チェルタルド市で開催された食の祭典「ボッカッチェスカ」の様子についてです。
新たな学びにつながった国際交流
甘楽町の皆さま、ボンジョールノ ! ( こんにちは!)
日ごとに秋も深まってきました。こちらチェルタルド市では、木々の葉が黄色や赤色の秋の色に彩る美しい自然の景色や、秋の森の香りを添えたフレッシュポルチーニ茸を活かした旬の味覚を満喫できる今に、この季節の豊かさを心に実感する今日この頃です。
さてそんな中、過日チェルタルド市において、美食の秋にちなむ食の祭典「ボッカッチェスカ」がチェルタルド・アルトの集落を舞台に今年も開催されました。郷土の名物をはじめイタリア各地のご当地グルメの販売PRに努めたブースが立ち並ぶ中、昨年同様に会場の一角に姉妹都市・友好都市ブースコーナーが設置されました。そこに使節団が参加したのは、ドイツのノイルッピン市( 8年ぶり参加)、モルドバ共和国のプオイ市、マルケ州のコッシニャーノ市及びリパトランソーネ市(10年ぶり参加)でした。
私は甘楽町(日本)ブースにて、今年は使節団が不参加だった甘楽町の駐在事務所駐在員として、提供いただいた日本茶や七福神あられ等の試飲食販売PRと日本食のおにぎりの調理販売PRに努めました。チェルタルド市国際交流推進協会関係者の方々のサポートをいただき、最善を尽くして達成感を感じる成果を得ることができました。さらに調理場を共有し、ブースも隣同士だったドイツのノイルッピン市使節団の皆さんと片言の英語とドイツ語、時にジェスチャーも交えてコミュニケーションをとる中で友情を育みつつ交流ができたことは、私に新しい学びを与えてくれました。それは、ドイツでは「姉妹都市」という言葉が「パートナーのまち」と表現されるということ。つまり、日本語の「姉妹都市」やイタリア語の「双子のまち」という表現とも異なるものの、いずれもお互いの心の距離の近さを表す言葉である、という気づきであります。
この度の学びに繋がった国際交流の経験を機に、「姉妹都市」という言葉に対する国際的多様性とその表現に映る奥深い意味への知的好奇心がとても深まった私であります。
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| ▲甘楽町ブースの様子(1) | ▲甘楽町ブースの様子(2) |
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| ▲ドイツ語での姉妹都市表記「Partnerstadt」 (パートナーのまち) | ▲甘楽町ブースへの訪問者 |
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| ▲姉妹都市・友好都市ブースコーナーへの入り口 | ▲食の祭典・ボッカッチェスカ2026の様子 |
在イタリア・チェルタルド市
甘楽町海外駐在員 稲葉美代子
稲葉美代子さんプロフィール
愛知県出身。
日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。
2019年11月、甘楽町発足60周年特別表彰。
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