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イタリア海外駐在員だより Vol.132

最終更新日:2026年07月28日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。

 第132回のお話しは、イタリア屈指の名所「詩人の湾」のスポットについてです。

画像:チェルタルドパノラマ 

詩人の湾 ~芸術家に愛されたイタリア屈指の美しき名所~


 甘楽町の皆さま、ボンジョールノ ! ( こんにちは!)


 季節はまさに夏本番、大暑の頃を迎えました。こちらイタリアは、大暑そのものの大変厳しい記録的な暑さに見舞われていて、殊の外強烈な熱波の影響により、連日酷暑が続いています。また先日、チェルタルド市において、毎年恒例の夏の一大フェスタである第38回「メルカンツィーア」が開催され、開催期間5日間の来場者数が2万5千人を記録する大盛会となり、まだ今も情熱が冷めやらぬ空気に包まれているように感じられる今日この頃です。

 さてそんな中、過日一度行ってみたいと願っていた、ある名所を主人と共に訪れました。そこは、チェルタルド市から約150km離れた、トスカーナ州に隣接するリグーリア州の重要な軍港の街、ラ・スペッツィアを拠点に東西に広がる湾のとても美しき名所です。通称「詩人の湾(ゴルフォ デイ ポエーティ)」と呼ばれるその湾は、かつて、バイロン卿やシェリー等のイギリスの著名な詩人をはじめとする多くの芸術家に愛され、彼らがその湾沿いに点在する港町に滞在中に、創作のインスピレーションを得て魅了されたことが、その名の由来と伝えられています。実際、その湾の突き出た岬に沿うようにカラフルな家々が立ち並ぶ景観をはじめ、バイロン卿が愛した洞窟が残る素敵なポルトヴェーネレ(ユネスコの世界遺産に登録された小さな町)や、湾の東側にあり、中世の城塞と美しい港沿いの風景で有名な町・レーリチから望む「詩人の湾」の透き通る海と、それらの町々の背後に迫る山々が織りなす圧倒的な景観美は、ロマンチックな雰囲気が漂い訪れる人の心を深く魅了するイタリア屈指の観光スポットとして知られています。

 「芸術家たちに愛された、碧とエメラルドグリーンに輝く自然美の楽園」とも表現される魅力的な絶景の名所に出会えた今回の旅に、イタリアという国の誇りと素晴らしさを改めて心に実感した私であります。



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▲詩人の湾の絶景 ▲詩人の湾を照らすサンセット
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バイロン卿が愛した洞窟へ続く入り口と夕暮れ空.jpg
▲詩人の湾から臨むポルトヴェーネレの街並み ▲バイロン卿が愛した洞窟へ続く入り口と夕暮れ空
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紺碧の海と岬の断崖に建つサンピエトロ教会(ポルトヴェーネレ).jpg
▲風光明媚な港町・レーリチ ▲紺碧の海と岬の断崖に建つサンピエトロ教会(ポルトヴェーネレ)


在イタリア・チェルタルド市

甘楽町海外駐在員 稲葉美代子

 

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。
 2019年11月、甘楽町発足60周年特別表彰。

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