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イタリア海外駐在員だより Vol.131
最終更新日:2026年06月26日
イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします
甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。
第131回のお話しは、6月から夏の期間限定で食される野菜である、ズッキーニの花とその花が付くタイプのズッキーニについてです。
夏の旬野菜「花ズッキーニ」を食す頃・・・ ~イタリアのエディブルフラワー~
甘楽町の皆さま、ボンジョールノ ! ( こんにちは!)
夏至の候、向暑の時季を迎えました。梅雨が無いイタリアでは、六月は一足先に本格的な夏が到来します。今年もここ数日、北アフリカから張り出す非常に強い高気圧の影響で熱波が襲来し、灼熱の暑さに見舞われていて、ここチェルタルド市でも、日中最高気温が40度に達しそうな勢いの酷暑の日々となっている今日この頃です。
さてそんな厳しい暑さの夏を過ごす中においても、見ると不思議に食欲が湧く、ある旬の野菜についてご紹介したいと思います。それはまさに「花ズッキーニ」であります。
ズッキーニは、日本でもポピュラーな食材であると思いますが、今回ご紹介するのは、花付きで収穫され、その花もエディブルフラワー(食用花)として欠かせない「フィレンツェのズッキーニ」という呼称のものです。その名前のとおり、トスカーナ州、特にフィレンツェ地方が特産のズッキーニで、薄緑色で縞模様があり花も調理に活用できるため、旬の夏になるとトスカーナ州では家庭の食卓を毎日のように彩る野菜であります。私は、昔イタリアで花ズッキーニを始めて見た時、それが食用と知って本当に驚き、どのようにして調理するのだろうと興味が湧くばかりだったことを今でも覚えています。ズッキーニの実と共に作るリゾットやパスタも美味しいですが、花の中にある雌しべをとり、そこにモッツァレラチーズとアンチョビを詰めて、天ぷら風に揚げる「フリット」は格別の美味です。また、花ズッキーニは鮮度がとても重要な食材なので、早朝のまだ花が開いている状態で収穫されたものを、近所の野菜直売所で購入するように努めている私であります。
今年も今の旬の期間中は、花ズッキーニをふんだんに活用した料理を味わいながら、暑さに負けない栄養補給につとめ、夏を乗り越えたいと思う今日この頃です。
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| ▲元気に咲く花付きズッキーニ | ▲イタリアのズッキーニ(右 花付き 左 ノーマルタイプ) |
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| ▲花ズッキーニのフライ(モッツァレラチーズとアンチョビ入り) | ▲採れたての花付きズッキーニ(近所の野菜直売所にて) |
在イタリア・チェルタルド市
甘楽町海外駐在員 稲葉美代子
稲葉美代子さんプロフィール
愛知県出身。
日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。
2019年11月、甘楽町発足60周年特別表彰。
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