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イタリア海外駐在員だより Vol.130

最終更新日:2026年05月22日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。

 第130回のお話しは、イタリアのある温泉施設についてです。

画像:チェルタルドパノラマ 

花粉症の季節に寄せて


 甘楽町の皆さま、ボンジョールノ ! ( こんにちは!)


 若葉の緑がいっそう深まり、こちらチェルタルドでは、見渡す限り一面緑に覆われた広大な田園地帯の美しい豊かな自然風景や、庭先や野に咲く色とりどりの綺麗なバラの花の様子を満喫できる頃を迎えました。また、丘を吹き抜ける爽やかな風が心地よく感じる一方で、ここ最近は、気温の急上昇により、あっという間の夏の到来を感じさせる日々となっている今日この頃です。

 さてこの初夏の頃は、同時に私は毎年、花粉アレルギー性喘息を伴う辛い花粉症に悩まされるゆえ、その症状を緩和する治療のために通う、イタリアのある温泉施設についてご紹介したいと思います。

 それは、チェルタルドから西へ 約10km離れたところにある、「ガンバッシ・テルメ」という名の町にあります。「テルメ」という「温泉」の意を表す言葉が、そのまま町の名の一部になっている如く、古代から源泉が湧く温泉の町で、「フランチジェナ街道」というキリスト教三大巡礼路の一つで、イギリス~フランス~スイスを経てイタリアの聖地ローマまで続く約2000kmの巡礼道の道中に位置している町です。そのため、今なお巡礼の旅をする人々の姿が見られるところでもあるのですが、その町の温泉施設における温泉の蒸気を呼吸する吸入治療が、呼吸器官の消炎効能と咳を鎮める効能があることで知られています。それゆえ喘息症状を伴う花粉症の時季になると、症状緩和のために一定期間通う私であります。

 今年もこの温泉治療の効能のおかげで辛い症状が緩和し、何とか乗り越えることができたことを想うと、その恵みを受けとれるありがたさを痛感している今日この頃です。





皐月のバラ(1)
皐月のバラ(2)
▲皐月のバラ(1) ▲皐月のバラ(2)
温泉治療施設(外観)
温泉治療施設(入口)
▲温泉治療施設(外観) ▲温泉治療施設(入口)
温泉蒸気吸入治療室前の様子
温泉蒸気吸入治療をする場所の様子
▲温泉蒸気吸入治療室前の様子 ▲温泉蒸気吸入治療をする場所の様子


在イタリア・チェルタルド市

甘楽町海外駐在員 稲葉美代子

 

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。
 2019年11月、甘楽町発足60周年特別表彰。

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