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【甘楽町学校給食センター】甘楽町は学校給食発祥の地 6月の献立表 町内産有機野菜を使用します

最終更新日:2023年05月31日

甘楽町学校給食センターについて





 私達が、給食センターの職員です。
「所長1名 栄養教諭1名 アレルギー食栄養士1名 調理員14名」
 よろしくお願いします!

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 毎日美味しい給食を作ります♡たくさん食べてね!!



給食センターでは、いろいろな作業を行い給食を提供しています。その一部分を紹介します。野菜は、包丁やスライサーを使いカットします。ナゲットやハンバーグは並べてフライヤーで焼きます。サラダは、野菜を全て茹で、冷やしてから味つけをします。

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野菜を洗う



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野菜を切る



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麺を茹でる



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ナゲットを並べる



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野菜を茹でる 食缶へ配缶 コンテナへ 午後の食器洗浄

「おはなし給食」を提供しています
 絵本の物語の中に出てくるお弁当や食事を再現し、給食で提供しています。
 5月12日は、「ノラネコぐんだんカレーライス」というおはなしに出てくるシーフードカレーを再現しました。(小中学生にリサーチして、絵本を選んでいます。)物語のシーンを思い浮かべながら楽しく給食を食べてほしいと考えています。
 絵本に興味がある方は、ら・ら・かんらで借りることができますので、ご覧になってください。

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ご飯と福神漬・シーフードカレー
アーモンドサラダ・牛乳・ヨーグルト
 



「手作りアレルギー食」を紹介します
 
乳と卵のアレルギー対応食を提供し、2年目となります。
 しゅうまいや餃子、パンやカップケーキなどは、生地から手作りをして、美味しく食べてもらえるよう努めています。写真のかにしゅうまいは全粒粉を使用しているため、茶色になっています。栄養価を高めるための工夫です。
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皮の生地をこねて・・・

具を作って丸めて・・・
皮を四角く伸ばし・・・
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包んだら蒸して・・・

芯の温度(90℃90秒)を確認・・・
出来上がり・・・





入学・進級お祝い献立

 ご入学・ご進級おめでとうございます。
 今年度もお祝い献立を用意しました。子どもたちに人気のエビフライを提供。宮内菜は、町内産の有機野菜です。
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 お赤飯・豚汁  皿:エビフライ・宮内菜の磯香和え
 ごま塩・お祝いゼリー・牛乳


中学生リクエスト献立
 町内の子どもたちに1番人気のメニューがリクエストされました。スープの中には、ABCの形をしたマカロニが入っています。
 クラスごとに完食をしたり食育クイズに正解したりするとシールがもらえ、シールを集めたクラスにリクエストメニューを提案してもらいます。

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 わかめご飯・ABCスープ  皿:鶏の唐揚げ・シーザーサラダ
 レモンカスタードタルト・牛乳




甘楽町と交流のある国にちなんだメニューを紹介します
 今年度もハルビン・チェルタルド・ニカラグアにちなんだメニューを提供しました。
★ジャージャン:いつも家にあるものという意味
★ゴウバオロー:豚肉に片栗粉をまぶして揚げたものに野菜の甘酢あんをからめた料理

★鯛のアクアパッツァ:魚介類をトマトとオリーブオイルで煮込む料理
★ミルファンティ:パン粉と粉チーズを混ぜた物に卵を混ぜて作る卵スープ
★カルネアサーダ・チレ:アチョーテ(紅の木)の粉と調味料に肉を漬け込んで焼いた 
            焼き肉 チレはソース

★ポーロエンサラダ:ラテン語でチキンサラダを意味する
★ガチョピント:柔らかく煮た金時豆を混ぜたご飯
★インディオ・ビエホ:日本のカレーに似たニカラグアで親しまれている料理

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令和4年7月
中国ハルビン料理
大皿:チャーハン
椀奥:ジャージャン涼菜(春雨)
椀 :ゴウバオロー
デザート:杏仁フルーツ
牛乳


令和4年10月
イタリアチェルタルド料理
角皿左:鯛のアクアパッツァ
  右:イタリアンサラダ
椀  :ミルファンティ
デザート:豆乳パンナコッタ
コッペパン・牛乳
ブルーベリージャム

令和5年2月
ニカラグア料理
角皿左:カルネアサーダ・チレ
  右:ポーロエンサラダ 
椀左 :ガチョピント
椀右 :インディオ・ビエホ
牛乳





野菜作りのお話・教材にワクワク!

 給食センターに野菜を提供してくださっている吉田忠広さんが、小中学校を訪問し種やじゃがいも、かぼちゃなどを見せてくださり、年間の収穫量などを話してくださいました。写真や絵は、全部手作りの教材です。一生懸命育てた野菜が給食になって「皆さんに美味しく食べてもらえることが嬉しい」と伝えました。
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バターナッツ
かぼちゃ紹介

じゃがいも4種類と畑のお話 ゴッホの絵は奥様が描いたもの
いろいろな教材を手作りしていただきました





特色ある給食献立を紹介します
 ~味の旅~と題して日本の郷土料理を提供しています。11月1日は、青森県の郷土料理「せんべい汁」でした。南部かやき煎餅が入っていて、もちもちした食感が楽しめました。
 また、29日は群馬すき焼きの日にちなんで県産上州和牛や町内産下仁田ネギを使った「すき焼き煮」を提供しました。お肉が柔らかく
とても美味しく仕上がりました

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青森県郷土料理「せんべい汁」と五目豆
ホッケフライ


群馬すき焼きの日「すき焼き煮」と厚焼き卵
わかめときゅうりの酢の物



 

                                     

日本で最初の学校給食 12月7日は甘楽町学校給食の日

  成長期の子どものために栄養バランスを考えた「栄養給食」は、日本で最初に福島尋常高等小学校(現在の甘楽町立福島小学校)で1932年(昭和7年)12月7日に全児童に提供されました。同校では給食が始まる前は甘藷(さつまいも)や焼き餅の人が7%、醤油や味噌だけの人が4%、漬け物だけが56%であり、お弁当のご飯さえ持ってこられない子もいました。

 日本で最初の学校給食は、明治時代の1889年に山形県のお寺にあった小学校で貧しい子どものために昼ご飯を出したこととされています。それから40年が過ぎて、栄養改善を目的とし、学校の調理室でおかずを調理し全校児童に提供する副食給食という形で、現在の学校給食の基礎は福島小学校から始まりました。 

児童の感想文(抜粋)(「学校給食の実際」昭和11年発行より)

『僕等の通って居る福島校は日本でも一番古くから栄養食をやつて居ります。そのゆふめいな栄養学校に通ふ僕たちはいつも元気でさむくもみんな元気でうんどうしてます。それにはぢやうぶでなければだめだが、僕は栄養が第一だと思ふ、それから時々遠くからはるばると福島校へきて栄養を、しさつして行きます。わざわざインドからいくたりか来て栄養を見て行つたこともありました。』

『私達が勉強していると炊事場の方からこつこつと野菜をきざむ音が気持ちよく聞こえてきます。私達もたまにはいんげん豆の筋を取つたりごまをきかいにかけてつぶしたりしてお手伝をすることもあります。家の人や近所の人々も「子供が丈夫になつたりおかずのせわがなくなつて本当に良かつた。」と言つて喜んでいます。』

 町では子どもの栄養改善に尽力した当時の関係者に敬意を表して、12月7日を「甘楽町学校給食の日」と定めています。2020年の12月7日の給食は当時の献立を再現した「みそスチュー」スキムミルク入りを提供し、「甘楽町学校給食の日」の由来はプリントにより児童生徒に紹介しました。 

 

 ⇒ 当時の献立表をいれたプリント              

 

はじまりは栄養改善のモデル地区指定

 当時の群馬県民の体格検査結果が全国で劣っていたため、「貧しい食生活が原因」と食習慣の改善が知事より指示されました。旧福島町多井戸地区がモデル地区となり、栄養士の指導のもと「栄養改善事業」がスタートしました。ニシン、煮干し、油等は共同で購入し、地区の班が順番で野菜等材料を提供しました。共同炊事場(公会堂)で栄養士の献立により調理し各戸に配布し、たんぱく質の多い栄養食をそれぞれが用意した主食と食べるというものでした。児童も配達の手伝いをしていたそうです。この取り組みは「農村経済と保健に貢献す」と当時の新聞にもてはやされました。

 この事業の一環として学校給食は始まりましたが、食事の作法、作り手や食材(校内の畑で児童も栽培)への感謝、郷土料理などの食文化を学ぶ今の食育につながっていると当時の記録(「学校給食の実際」昭和11年発行)からも考えられます。

 

給食のレシピ紹介

                     運動会応援メニュー
       
                          骨太サラダは、骨を強くするために必要な栄養がたっぷり                                       
      入った和え物です。        ⇒ 骨太サラダレシピ

                     
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今月の献立表 

 ↓関連ファイルからどうぞ。

  カラーで見やすくなってます。

関連ファイル

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その他のお問い合わせ

教育課 学校給食センター
住所:〒370-2213 群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉1411
電話:0274-74-5072
ファクス:0274-74-5072

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