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【甘楽町学校給食センター】「今月の献立表」と「給食だより」

最終更新日:2025年04月09日

4月の献立表・給食だより

献立表(小学校)
献立表(中学校)
給食だより

☆3月に提供した特色ある献立や行事食を紹介します☆
 
           
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3月3日
行事食「ひなまつり」
皿:花形ハンバーグりんごソースかけ
  コーンサラダ
椀:ミネストローネ
  ひなまつりゼリー

  ツイストパン


3月4日
~味の旅~ 福島県 
皿:にらと高野豆腐の卵とじ
  小松菜のごまマヨ和え
椀:ちらし寿司
  こづゆ





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3月10日
おはなし給食「サラダでげんき」
皿:げんきサラダ
  スラッピージョー
椀:コンソメスープ

  背割りコッペパン


3月12日
中学生卒業祝い献立

皿:春巻き
  宮内菜のごま和え 
椀:赤飯ごま塩
  はんぺんのすまし汁

  のむヨーグルト


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3月21日
小学生卒業祝い献立

皿:鶏肉の竜田揚げ
  小松菜サラダ  
椀:桃太郎ごはん
  沢煮椀




甘楽町学校給食センターについて

◆給食センターの毎日

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業者から荷受け検収→
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野菜の下処理→
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油揚げを手切り→
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野菜のカット→
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皆で時間を見ながらカット

回転釜で調理→

計量して配缶→

コンテナを配送車へ→

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配送車の荷台へスルー→

小学校へ出発→

毎日安全運転→

小学校の給食室に→

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コンテナを下ろす→




納品された農産物を検収→




加工品の品質や数もチェック→




大型冷蔵庫で保管




地場産物(有機野菜など)をたくさん使った献立や人気のメニューを
おいしく食べてもらえるよう心を込めて作っていいます!



◆大人気の「揚げパン」の調理工程を紹介!

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コッペパンを用意します学年別に5種類の大きさのパンを使います→





フライヤーの手前から
熱した油の中に入れて
いきます→





パンは移動しながら
揚げられ中央で返されます→






両面を揚げたコッぺパンが
受け口から出てきました→






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ふるいでココアパウダーを
振りかけます→




しっかりとまぶしてココア
揚げパンの出来上がり→




各クラスごとに人数分を
パンケースへ納めます



      
  


子どもたちの喜んで食べている姿を思い浮かべながら、
給食センターでは給食を作っています!
          




~ 給食センターは地球にやさしい生ごみ処理機を使っています ~
 給食センターでは、平成28年より消滅型の生ごみ処理機を導入しています。
 処理方法は堆肥型と違い、投入された生ごみを微生物の力で24時間かけて水と炭酸ガスに分解するため、取り出しが不要です。

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一日あたり約100キロまで処理       可能です



骨など硬い物は処理できませんが柑橘類の皮などは可能です



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菌の培養効率の高い微生物を使用      生ごみの匂いはしません



処理槽内の撹拌は、左右に3分間ずつ回転し待機時間30分間のエコタイプです



  

日本で最初の学校給食 12月7日は甘楽町学校給食の日

 成長期の子どものために栄養バランスを考えた「栄養給食」は、日本で最初に福島尋常高等小学校(現在の甘楽町立福島小学校)で1932年(昭和7年)12月7日に全児童に提供されました。同校では給食が始まる前は甘藷(さつまいも)や焼き餅の人が7%、醤油や味噌だけの人が4%、漬け物だけが56%であり、お弁当のご飯さえ持ってこられない子もいました。

 日本で最初の学校給食は、明治時代の1889年に山形県のお寺にあった小学校で貧しい子どものために昼ご飯を出したこととされています。それから40年が過ぎて、栄養改善を目的とし、学校の調理室でおかずを調理し全校児童に提供する副食給食という形で、現在の学校給食の基礎は福島小学校から始まりました。 

児童の感想文(抜粋)(「学校給食の実際」昭和11年発行より)

『僕等の通って居る福島校は日本でも一番古くから栄養食をやつて居ります。そのゆふめいな栄養学校に通ふ僕たちはいつも元気でさむくもみんな元気でうんどうしてます。それにはぢやうぶでなければだめだが、僕は栄養が第一だと思ふ、それから時々遠くからはるばると福島校へきて栄養を、しさつして行きます。わざわざインドからいくたりか来て栄養を見て行つたこともありました。』

『私達が勉強していると炊事場の方からこつこつと野菜をきざむ音が気持ちよく聞こえてきます。私達もたまにはいんげん豆の筋を取つたりごまをきかいにかけてつぶしたりしてお手伝をすることもあります。家の人や近所の人々も「子供が丈夫になつたりおかずのせわがなくなつて本当に良かつた。」と言つて喜んでいます。』

 町では子どもの栄養改善に尽力した当時の関係者に敬意を表して、12月7日を「甘楽町学校給食の日」と定めています。毎年12月7日の給食は当時の献立を再現した「みそスチュー」スキムミルク入りを提供しています。「甘楽町学校給食の日」の由来は、下記の添付ファイルにも掲載してありますのでご覧ください。 

 

 ⇒ 当時の献立表を紹介しています(こちらをクリック)              

 

はじまりは栄養改善のモデル地区指定

 当時の群馬県民の体格検査結果が全国で劣っていたため、「貧しい食生活が原因」と食習慣の改善が知事より指示されました。旧福島町多井戸地区がモデル地区となり、栄養士の指導のもと「栄養改善事業」がスタートしました。ニシン、煮干し、油等は共同で購入し、地区の班が順番で野菜等材料を提供しました。共同炊事場(公会堂)で栄養士の献立により調理し各戸に配布し、たんぱく質の多い栄養食をそれぞれが用意した主食と食べるというものでした。児童も配達の手伝いをしていたそうです。この取り組みは「農村経済と保健に貢献す」と当時の新聞にもてはやされました。

 この事業の一環として学校給食は始まりましたが、食事の作法、作り手や食材(校内の畑で児童も栽培)への感謝、郷土料理などの食文化を学ぶ今の食育につながっていると当時の記録(「学校給食の実際」昭和11年発行)からも考えられます。

           

その他のお問い合わせ

教育課 学校給食センター
住所:〒370-2213 群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉1411
電話:0274-74-5072
ファクス:0274-74-5072