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諏訪神社のサクラ

最終更新日:2013年11月19日

指定:昭和49年10月18日   町指定天然記念物
所在地:甘楽町大字天引524    諏訪神社参道
見学:常時可

96 諏訪神社のサクラ

 諏訪神社は、天正4年(1576)信州(長野県)の諏訪大社より分社し、古来より鎮座していた新谷(屋)大明神と合祀されており、このサクラも分社した時に植えられたものと言われている。
 同神社参道左側にあるヒガンザクラで、根周り3.7m、目通り3.5m、樹高約10m、枝張り東西10m、南北も10mで、推定樹齢約430年の巨木である。
 このサクラは農業とも関係があり、江戸時代小幡藩に米などの年貢を納める割り当て会議は、当サクラの開花期に行われるのが慣例であった。また、この花が満開の年は豊作といわれており、「奉行ザクラ」とも「芋植ザクラ」とも呼ばれ親しまれてきた。
 地上から高さ約3mで幹が2本に分かれ、東側の分岐した幹は病虫害のため切断され、昔日の景観はそこなわれている。
 平成12年(2000)3月、病虫害などから守るための大規模な第2次治療処置が行われ、現在は回復が見られている。

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