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大奥の庭園

最終更新日:2013年11月19日

指定:平成22年3月26日   町指定名勝
所在地:甘楽町大字小幡821ー1
見学:常時可

92 大奥の庭園 

 主屋から南側の庭園の面積は約360平方メートルで、門から主屋に至る間は約110平方メートルである。池は大きく、東西に長軸がある瓢箪形を呈し全長約14m、瓢箪形のくびれ部で約5.5m、くびれ部より東側の南北方向は約6.5m、西側は約8mである。
 幕末、アメリカのペリーが浦賀にやって来たとき、将軍が江戸城大奥の女性達15人前後を親藩である小幡藩のこの家に疎開させたと伝えられている。これ以来、「大奥の庭園」 と呼ばれている。また、「静の庭」(流れのない池)とも言われており、落ち着いた感じの庭園である。
 全体に旧状をよくとどめており、大奥の女性達もこの庭園を鑑賞しており、歴史的にも大変貴重な庭園である。

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