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飛龍の滝
最終更新日：2013年11月18日
指定：昭和４４年７月２５日 町指定名勝
所在地：甘楽町大字秋畑字小巻平地内
見学：地理的に困難
この滝は、秋畑の戦場へ入る約９００ｍ手前の主要地方道富岡・神流線から雄川を渡り、大久保沢沿いに５００ｍほど登った所にある。この沢の下流には、大久保沢水源地があり、轟（トドロク）浄水場へ引かれている。
飛竜の滝一帯は、秩父古成層の緑泥片岩の巨大な岩層が随所に露出しており、また滝の岩壁上部には石英岩が混入している。この石英岩の白線が、あたかも竜が中空に踊るかのように見えるので、飛竜の滝といわれている。
滝の高さ約１０ｍ、幅は上部で約１ｍ、水面上で約４ｍ、滝壺の深さは不明である。雨季には幅は倍以上にもなり、厳寒季には表面が板状に凍結し、水はその裏側をかいくぐる。
大久保沢沿いの山道は、登山道が不明瞭で倒木や滑りやすい岩場があり、滝まで行くのは十分な注意が必要である。
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