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峰城址

最終更新日:2013年11月18日

指定:平成4年3月23日   町指定史跡
所在地:甘楽町大字秋畑2049-1 他
見学:常時可

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 峰城は、標高662mの山頂に築城され、東西220m、南北の最大幅80m、2本の掘切(尾根などを切った空堀をいう)によって、3区画(曲輪)から構成される古い形式の山城である。

中央の曲輪(本丸) 東西に土居(土を盛り、たたいて固めた土塁のこと)が盛られ、北下に腰曲輪(一つの曲輪の側面に設け、補助的な役割を持つ)がついている。
西の曲輪(二ノ丸) 西端の北側寄りに櫓台がある。西下に2段の腰曲輪がついており、下段の腰曲輪は本丸との境の堀切まで南に続く。
東の曲輪 西側北半分に土居がある。西端の北側寄りに櫓台がある。

 当城は、国峯城主であった小幡氏が、国峯城を築く以前の応永年間(1394~1427)頃に築城し、その後50年を経て国峯城に移ってからも、「詰の城」(戦闘面のみの城をいう)としていたと考えられている。
 峰城は、甘楽地方では最も古く、かつ最も高所にあり、小幡氏の隆盛の礎となった。

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