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小幡氏歴代の墓

最終更新日:2013年11月18日

指定:平成元年8月24日   町指定史跡
所在地:甘楽町大字轟774   宝積寺(曹洞宗)
見学:常時可

82 小幡氏歴代の墓

 宝積寺は、延慶2年(1309)の開基(寺院を初めて建てること)といわれ、宝徳2年(1450)小幡氏の祖氏行から12代後の小幡実高が、天台宗より曹洞宗に改宗し、小幡氏の菩提寺(先祖の墓や位牌をまつる寺)とした。
 寺の境内にある小幡氏の墓は、すでに、安政5年(1858)4月、氏行より25代後の信州(長野県)松代藩士小幡龍蟄が先祖の墓所と認定して、「小幡家歴代之墓所」と刻んだ添碑を建てている。
 墓石は、宝篋印塔(基壇上に、基礎・塔身・笠・相輪を積み上げた塔)で、数基分確認できるが、ほとんどが塔身部を欠損している。このため、13代播磨守顕高の墓以外はその確認できない。塔身を欠いた現存の高さは約56~58cmである。
 墓所に付随して、龍蟄の添碑・菊女とその母(菊女は15代小幡信真につかえた侍女)の墓がある。

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