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古出山善慶寺跡

最終更新日:2013年11月15日

指定:昭和48年5月21日   町指定史跡
所在地:甘楽町大字善慶寺267-1他
見学:常時可

78 古出山善慶寺跡

 平安時代の中頃、大和(奈良県)生まれの僧空善は、この地で修行に励み、安和2年(969)に真言宗の道場として古出山善慶寺を開基(寺院を初めて建てること)した。
 「空善入り」や「善慶寺」の地名は、この由緒によるものである。
 正和元年(1312)第9世光延和尚は、寺を御茶園に移転した。さらに万治元年(1658)第19世後慶和尚は、藩主織田氏から御供養地4反4畝15歩(約1337.9坪、4,415平方メートル)の寄進(寄付すること)を受けてこの見世山に移転した。
 善慶寺は、この地に在ること251年間にして、明治42年(1909)に金井の宝勝寺に合併し、本尊の地蔵菩薩像は同寺に遷座された。
 寺跡には、開山1000年記念碑が建てられている。

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