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庭谷城址

最終更新日:2013年11月15日

指定:昭和47年9月6日   町指定史跡
所在地:甘楽町大字庭谷686
見学:常時可

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 庭谷(屋)城は、東流する鏑川が大きく屈曲して断崖をつくり、奈免沢と合流する部分に位置し、鏑川右岸の断崖上に立地する。鏑川との比高(高低)差は、約20mある。
 規模は、東西80m、南北140mあり、東側は断崖、南側は比高差約15mの奈免沢に面し、北側の3分の1は南側より5mほど低い。
 本丸は40m四方で、土居(土を盛り、たたいて固めた土塁のこと)がめぐっていた。現在は赤城神社が祀られている。
 虎口(出入口)は、本丸西側のやや南寄りにあり、追手(大手、城の正面のこと)は、本丸より約50~60m西側にあった。堀は、南側と西側にあったが、近年埋められてしまった。
 当城は、国峯城の枝城(ある一定地域内の本拠となる城のこと)で、小幡氏の重臣庭屋左衛門尉が城主として威勢を振るっていたが、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原北条氏攻めに際し、国峯城とともに落城した。
 

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