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大山の神楽舞

最終更新日:2013年11月19日

指定:平成11年4月27日   町指定重要無形民俗文化財
所在地:甘楽町大字白倉69  大山区民センター
見学:例祭日に見学可

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 この神楽舞は、明治33年(1900)に「白倉の神楽舞」の演舞関係者により伝授された。白倉神社の例祭日に、養蚕・稲作等の豊作、天下泰平や家内安全等を祈って奉納されたと言われている。
 神楽舞は、基本的に三人立ちで、先頭の舞込に続き神楽堂、堂には太鼓が2個付き、笛9人、鉦1人、鼓2人、竹ささら5人等で構成され、演舞中に神楽唄が歌われる。
 演目は、岩戸開き・剣の舞の2座であり、道化のリアルな演舞で人々を笑わせる。以前は4~5座の舞があったと言われる。
 往時は、神社へ舞を奉納後、各家ごとに廻り、屋敷や玄関先で舞ったと言われるが、昭和28年(1953)頃を最後に途絶えた。
 平成5年に保存会が結成されて復活し、伝統の保存等に努めている。
 例祭日は、春季4月第2日曜日、秋季10月第3日曜日に、大山地区の氏神である八幡神社の境内等で奉納される。

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