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白倉の神楽舞

最終更新日:2013年11月15日

指定:平成11年4月27日   町指定重要無形民俗文化財
所在地:甘楽町大字白倉967-2  本村公民館
見学:例祭日に見学可

69 白倉の神楽舞

 この神楽舞の起源は不明であるが、江戸時代後期頃と推測されている。
 白倉神社の秋季例祭日に境内等で奉納されてきた。また、地域の慶事や不幸等があった時もその家の座敷や庭などで舞われ、魔物や邪気を払い去り、天下泰平や家内安全等を祈った。
 神楽舞は、二人立ちで、先頭の御幣かつぎ、次に神楽堂、この堂の左後ろに太鼓が付き、笛、鉦、拍子木等で構成される。
 演目は、岩戸開き・剣の舞・本庭の舞・下り葉(盛り羽)の4座であり、剣の舞を除いて道化がでる。
 往時には祭組と呼ばれた5組の地域があり、さらに各組内を二分して神楽舞と獅子舞が代々受け継がれきた。
 現在では、獅子舞は途絶えている。神楽舞は後継者不足のため舞われていなかったが、平成5年に復活し、伝統の保存等に努めている。
 毎年10月第3日曜日の例祭日に奉納される。

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