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造石の獅子舞

最終更新日:2013年11月15日

指定:昭和63年12月6日   町指定重要無形民俗文化財
所在地:甘楽町大字造石185-1   造石公民館
見学:例祭日に見学可

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 この舞は、江戸時代の文政年間(1818~1829)に熊倉流を継承した一人立ち三頭獅子であるが、盛んに舞われるようになったのは、明治16年(1883)頃からである。
 舞には鎮守参りと平庭があり、鎮守参り(造石地区の土地の守り神の5社に奉納する)は、笹掛り・梵天・花笠・剣があり、平庭(各家の庭など、どこの場所でも獅子を振ることができる)には、毬掛り・もどり木・耳かき・羽やすみ・しづめ・だきばち・雌獅子隠し・綱掛りがあり、全部で12庭がある。
 特に、笹掛り(笹の周りで舞う)、毬掛り(つるした毬を獅子が蹴る)、綱掛り(先獅子が綱を切って、獅子三頭と案内役のカンカチが一緒に舞う)は、他に類を見ない舞で大きな特徴である。
 毎年地蔵尊(造石法華経供養遺跡。昭和26年(1951)4月24日群馬県指定史跡)の例大祭に奉納されていたが、近年後継者不足のため、町の行事に舞う程度となっていた。
 昭和62年(1987)法華経供養遺跡の釈迦堂修復を機に復活した。

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