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笹森稲荷神社の太々神楽

最終更新日:2013年11月19日

指定:昭和42年5月5日   町指定重要無形民俗文化財
所在地:甘楽町大字福島1350-1   笹森稲荷神社
見学:例祭日に見学可

61 笹森稲荷神社の太々神楽 

 小幡二万石の藩主として当地に入った2代織田信良は、福島の仮陣屋に居住し、近くの当稲荷神社を鎮守(その土地の守り神)として尊信(たっとび信じること)するとともに神楽を奉納した。これが太々神楽の始まりであるといわれる。
 幕末から明治初めにかけて一時中断していたが、明治9年(1876)吉井町神保の辛科神社より、甘楽町白倉の白倉神社の太々神楽と一緒に伝授され、氏子(鎮守の地元民)や関係者の努力によって、明治11年(1878)に再興された。
 往時は88座あったと伝えられるが、現在残っているものは27座である。座の主なものには、御祭神・御巫女・天御中主命・高皇産霊命・神皇産霊命・須佐之男命・伊佐那伎命・伊佐那美命などがある。
 この神楽は、春季3月第2日曜日・秋季10月第3日曜日の例祭に奉納される。なお、祭神は倉稲魂神・豊城入彦命である。 

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