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稲含神社の御筒粥神事

最終更新日:2013年11月14日

指定:昭和42年5月5日   町指定重要無形民俗文化財
所在地:甘楽町大字秋畑那須   稲含神社
見学:不可

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 この神事は、毎年正月7日の七草の日前後の日曜日に行われている。古くは稲含神社で行われていたが、雪の事故を考慮して現在は那須集落の里社に、宮司(神社の祭事にしたがう神職の長)・助手・祭世話人(6名)・氏子(その土地の守り神の地元民)総代(5名)・区長らが立ち会って行なわれている。
 篠を一定の長さに切って、33本の管を作り、麻縄でスダレ状に編んで、粥の中に入れて立てておく。宮司は粥が煮えるまで祝詞(神に対して告げ祈ることば)をあげ、お祓いを繰り返す。
 煮あがると篠を取り上げ、それぞれの篠管を割って見て、米粒の入り具合で、その年の作物の豊作や凶作、天候の照り降り(晴天と雨天)など33品目(31本が作物、2本が天候)を占うものである。

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