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轟の神楽獅子

最終更新日:2013年11月14日

指定:昭和40年12月23日   町指定重要無形民俗文化財
所在地:甘楽町大字轟210-1   厳島神社
見学:例祭日に見学可

58 轟の神楽獅子 

 この神楽獅子の起源は不明であるが、古来轟地域の住民が産土神(生まれた土地を守る神、または氏族の祖先としてまつる神)として厚く信仰している厳島神社並びに古出神社の毎年の例祭にあたり、天下泰平、五穀豊穣、村内安全を祈って、境内で奉納されてきた。
 神楽獅子は、獅子頭1人(後持ち1人)・大小太鼓各1人・笛吹き数名、ほかに演舞中に独特の神楽唄を歌う1人で構成される。
 演目は、御幣・剣・しなかぐら・清十郎・子持ちかぐらの5座であり、舞の特徴は、舞の出が謡曲(能の謡だけを唄うこと)の一句によって開始されることである。
 保存会が結成され、伝統の保存に努める一環として、平成2年に子供神楽獅子が誕生し、現在2組の神楽獅子が奉納されている。
 例祭日は、春季4月15日、秋季10月15日に近い日曜日を選んで奉納される。

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