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中小路の石垣(高橋家)

最終更新日:2013年11月22日

指定:平成22年3月26日  町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字小幡817ー1 他
見学:常時可

25 中小路の石垣(高橋家) 

 

 この石垣は、『上州甘楽郡小幡御陣屋御引渡絵図写』明和4年(1767)に描かれており、明和4年以前に構築された。
 東西方向の石垣は、長さ100m、高さは東側で1.2m、段々と高くなり一番高い所で1.7m、徐々に低くなり西側で1mである。10×15cm前後の石を矢羽積とし、下部にゆくほど石が大きくなる。
 南北方向の石垣は、中小路を南に曲がったところより15m延びると長屋門等に接する。石垣の高さ0.8mである。長屋門から南の長さ47m、高さは1.2~1.3m、10×15~15×30cmの石を矢羽積とし、石垣最上段を30×50cm前後の石で押さえている。この先は山田家の石垣に接続する形である。石材は一級河川雄川の緑色片岩である。
 石垣の積み直し等を考慮しても幕末期の姿を良好にとどめている貴重な遺産である。

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