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吉田家近世・近代文書

最終更新日:2013年11月14日

指定:平成元年8月24日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字上野254-1
見学:不可

42 吉田家近世近代文書

 上野村は元禄11年(1698)から170年間旗本(江戸幕府の将軍家直属の武士。一万石以下で将軍に会うことができる)河野家の知行地(江戸幕府より給与された土地)であった。
 吉田家には、最後の名主(村に関係した公務等を取り扱う)として動乱期を過ごした吉田作平(作兵衛)の諸文書及び幕末から明治5年(1827)に至る戸帳(明治時代前期の地方行政区画の町・村などの長のこと)の諸記録が保存されている。主なものをあげると、

 〇名主所管村方三帳=検地帳・名寄帳・年貢割付帳及び皆剤目録
   (天保3年~明治5年、1832~1872)
 〇御地頭所臨時御入用才覚金控帳(年号不詳)
 〇中仙道軽井沢宿御伝馬仕切金帳(万延元年、1860)
 〇和宮御下向人馬面付覚 他関係達書・触書写(文久元年、1861)
 〇当地打ちこわし概況記録(慶応4年、1868)
 〇家数人別書上帳(明治3年、1870)などがある。

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