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興巖寺の一石五輪塔

最終更新日:2013年11月13日

指定:昭和61年8月6日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字国峰1733-1   興巖寺(曹洞宗)
見学:常時可

18 興厳寺の一石五輪塔

 一石五輪塔とは、一つの岩石から五輪塔を彫り出したものをいう。興巖寺の境内には、3基が並び安置されている。3基とも天引石(砂岩)で造られている。
 規模向かって右より、

  ○高さ58cm、幅22cm、奥行22cm
  ○高さ57cm、幅22cm、奥行22cm
  ○高さ56cm、幅22cm、奥行22cm

 いずれも直線的で豪壮な軒型をしており、13~14世紀に造られたものと推定されている。
 甘楽・富岡の地においては、このように中世の形態を思わせるものはめずらしく、藤田氏あるいは小幡氏の供養塔と伝えられているが、定かではない。

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