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圓通閣の石仏

最終更新日:2013年11月19日

指定:昭和51年9月14日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字天引2780-1   圓通閣境内
見学:常時可

10 圓通閣の石仏

 堂内に安置されている3体の石仏は、天引石(砂岩)を用いた室町時代の作と推定される地蔵菩薩坐像である。
 圓通閣(観音堂)境内に散在していたのを、堂宇を建てて現在見るような状態で安置、保存している。
 中世における地蔵信仰を知る上で重要であり、古い石造物の特色を示すよい資料である。古いものが温かい気持ちで保護さている。
 向かって右より

  ○高さ95cm 幅43.6cm 厚さ39cm(秘印を結ぶ)
  ○高さ52cm 幅36.6cm 厚さ21.4cm(光背の上部欠損・秘印を結ぶ)
  ○高さ70cm 幅48cm   厚さ27cm(光背部欠損・秘印を結ぶ)
  (光背とは、仏像の背後からかがやく光明をあらわすもの)

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