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小幡山崇福寺の下馬の碑

最終更新日:2013年11月19日

指定:昭和48年12月12日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字小幡1414    崇福寺参道
見学:常時可

7 小幡山崇福寺の下馬の碑

 寺社の入口などに、車馬の乗り入れるのを禁じた標石を下乗石という。小幡山崇福寺参道下の「下馬」の碑(現存高152cm、幅55cm、厚さ12cmの緑色片岩)は、甘楽町唯一の下乗石で、近郷でも例がない。
 いつ、誰によって建てられたか不明であるが、江戸時代初期頃と推定されている。「下馬」の2字以外何も刻まれていないが、なかなかの見栄えである。
 往時の崇福寺の勅使門(天皇の使者が通る門)には、後醍醐天皇宸筆(天皇ご自身が書かれること)の「大荘厳域」という四大文字の勅額(天皇ご自身が書かれた書画などを額にいれること)が掲げられていたという。これに対して敬意を表するために「下馬」の碑が建てられたものと思われる。
 崇福寺の建物は明治4年(1871)に火災のため焼失。平成元年本堂を新築。

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