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長岡家の地方文書・諸器物

最終更新日:2013年11月14日

指定:昭和48年12月12日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字造石105
見学:不可

41 長岡家の地方文書  41 長岡家の諸器物


 長岡家は、江戸時代に造石村の名主(村に関係した公務や村のもめごと等を取り扱う)を代々勤めていた。造石は庭谷とともに延宝4年(1676)以降は、旗本(江戸幕府の将軍家直属の武士。一万石以下で将軍に会うことができる)筒井氏の知行地(旗本が江戸幕府より給与された土地のこと)となった。
 江戸時代の村役人が作成した公的な文書・記録類を地方文書という。同長岡家には享保から文政年間(1716~1829)にかけての地方文書が豊富に残されている。
 主なものは、五人組帳24冊、宗門改人別帳26冊、年貢(米などを藩主や知行主等に納める)の納入高を記録した皆済目録43冊などがある。
 また、室町末期のものと推定される器物を所蔵しており、主なものとして、極彩色六曲半双屏風(破損)、小鼓(破損)、金蒔絵硯箱、金蒔絵化粧箱、金蒔絵四重箱、朱漆遊山用道具大小二組などがある。

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