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平石の摩崖仏
最終更新日:2013年11月19日
指定:昭和46年5月12日 町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字白倉3135-2
見学:常時可
この2体の摩崖仏は、平石の集落を南に進んだ通称屏風岩といわれる凝灰岩の絶壁中腹に彫刻されている。どちらも阿弥陀如来立像で6.7mの間隔で浮彫りされている。風化しやすい岩石で、向かって左の尊像は崩落が進行しており、彫られた当初の面影からはほど遠い。
それぞれ、宝永2年(1705、向かって右)と享保9年(1724)の年号や銘文が刻まれており、今から約300年前に、純粋に仏教信仰に生きようとした封建制下の庶民の欲求の姿を素直に現している。
向かって右 (全高約125cm 像高約84cm 像幅約25cm)
奉造立念佛供養為 二世安楽也
寶永二乙酉年十一月吉日□□□
向かって左 (全高約198cm 像高約103cm 像幅約32cm)
奉造立念佛供養為 二世安楽也
于 時 享保九甲辰□□□月廿七日□□□
平成2年(1990)摩崖仏に覆屋が架けられた。
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