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横尾家近代文書

最終更新日:2013年11月14日

指定:昭和45年5月18日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字金井515
見学:不可

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 この文書は、金井の横尾喜市(1864~1952)が、明治維新直後から大正時代にかけての見聞録(見たり聞いたりしたことの記録)や、地域社会の開発に積極的に参加した諸記録である。
 明治3年(1870)秋に発生した「ぶちこわし騒動」の実見記。同24年(1891)1月の第1回帝国議会にあたり、衆議院議長に提出した普通選挙法の請願書。同27年(1894)に起きた金井集落の大火地図。大正4年(1915)上野鉄道(現上信鉄道)の金井停車場(現新屋駅)の開設事情等である。
 特に選挙法改正の請願は、当時28歳だった喜市を筆頭に金井村24名・長根村2名・白倉・入野・坂口・福島各1名の連署で提出されているが、その内容は現行選挙法とほとんど同じもので、その革新的な卓見を物語っている。

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