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森平家近世文書

最終更新日:2013年11月14日

指定:昭和45年5月18日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字天引606
見学:不可

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 森平家は、遠祖が数代にわたって天引村の名主(村に関係した公務や村のもめごと等を取り扱った責任者)を勤めていた。
 同家に所蔵されている古文書は、江戸時代初期から中期までのもので、検地帳・法度書・新開田畑改帳・田畑名寄帳・田畑割付帳・御触書・五人組帳・村明細帳・取付差紙帳・年貢納通帳・萬覚書などおよそ40冊に及んでいる。
 これらの中でも最も古いものは、「寛永14年丁丑上州甘楽郡天引村御繩打田畑水帳」(検地帳、1637)で、織田氏が小幡入封まもない3代信昌の時の本格的な繩入検地の記録である。
 また、当家には「日光御社参寄人馬相勤め候委細覚」という当時上天引村名主重右衛門の貴重な手記も残されている。

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