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幡氏旧領弁録

最終更新日:2013年11月19日

指定:昭和42年5月5日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字轟774   宝積寺(曹洞宗)
見学:不可

35 幡氏旧領弁録

 この古記録は宝積寺の所蔵であり、二冊とも縦24cm、横15cmの薄い美濃紙二つ折りで、一ノ巻は表紙とも65枚、126頁。二ノ巻は表紙とも76枚、152頁の筆録本である。
 筆者は、小幡龍蟄(信州松代藩士、長野県)である。龍蟄は、戦国時代に国峯城主として、白倉・庭屋・和田・倉賀野氏等の血族と共に、西上州の豪族として勢力をふるった小幡信真(上総介信貞)の10代に当たる子孫である。
 当地に来て小幡氏の古跡を尋ね、関係古老にただして、安政6年(1859)に記録したものである。
 長野市安茂里(長野県)在住の小幡岩雄氏は龍蟄の子孫であるが、同家にはこの筆録本の原本と推定される記録が保存されている。

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