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■新聞記事から
山頂から中腹へ社殿移転 稲含神社
(2006,11,7上毛新聞)
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甘楽町と下仁田町の境にそびえる稲含山(一三七〇メートル)の山頂付近にあった稲含神社が同山中腹に移転し、落成式が五日行われた。
同神社は千三百年前に創設されたと伝えられ、古くから農業の守り神として近郷の人々の信仰を集めてきた。これまで神社を訪れるには一時間ほどの登山が必要であり、氏子の高齢化が進んだこともあり、社殿の老朽化をきっかけに移転が行われた。地元・甘楽町秋畑の那須地区住民が協力して新たな社殿が建設された。
落成式には、氏子や地元住民ら約三百人が参加。ご神体は三日に新しい社殿に移動し、それに伴う遷座祭も行われた。落成式では、地元住民が太々神楽や獅子舞を奉納、住民らは日没まで演芸を楽しみ、新しい社殿の完成を祝った。
同神社総代長の田村利定さんは「新たな神社には車で気軽に訪れることができるので、喜ばしい」と話していた。
(c) JOMO SHINBUN 記事提供 上毛新聞社 禁転載
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