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甘楽町前史:産業とその歴史
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■産業とその歴史
献上品謹製(熟蚕ひろい)
(金井)
献上品謹製(熟蚕ひろい)(昭和9年)。
蚕が繭を作る時期になると、体があめ色になってきます。この状態(熟蚕:甘楽町では「ズウサマ」と呼びます)になった蚕からひろいあげ、蚕が繭を作りやすくするために蔟(まぶし)に移します。これを上蔟(じょうぞく)といいます。(写真提供 齋藤茂)