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浦安の舞
最終更新日:2013年12月26日
浦安の舞
浦安の舞は、1940年(昭和15年)11月10日に開かれた「皇紀二千六百年奉祝会」
に合わせ、立案されたものです。
1940年は、初めての天皇である神武天皇から数える「皇紀」において、2,600年と
いうおめでたい年でした。
当時の宮内省楽部の楽長が全国の神社に伝わる神楽舞を基に作曲作舞した神楽舞です。
神楽の歌詞は1933年(昭和8年)の昭和天皇御製
『天地(あまつち)の 神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を』
が歌詞になっています。
扇舞(おうぎまい)
浦安の舞は、舞姫(巫女:みこ)によって一人舞、二人舞、四人舞で舞われる女舞
です。正式は四人舞で、前半は扇舞、後半は鈴舞となります。
それでは小学生の美しい扇舞をご覧ください。
鈴舞
手に持つ鈴は、鉾鈴(ほこすず)を正式とし、神楽鈴を代用しても良いことと
なっています。
鉾鈴は柄(つか)に20cm程の鉾と鍔(つば)が付けられ、鍔の部位に6個、
または8個の鈴が付けられます。これは三種の神器を模したもので、鉾は剣、鍔は
鏡、鈴は勾玉とされています。
神楽鈴は、輪が3つ 付けられ、上から3個、5個、7個の鈴が付けられます。
これは稲穂を模したもので、五穀豊穣(ごこくほうじょう)の祈願の意味があります。
それでは、鉾鈴を持った優美な鈴舞をご覧ください。
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