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甘楽町指定重要無形民俗文化財 稲含神社の御筒粥神事(おつつがゆしんじ)
最終更新日:2013年03月07日
甘楽町指定重要無形民俗文化財 稲含神社の御筒粥神事
甘楽町大字秋畑那須地区の稲含神社の里社で毎年正月7日に行われています。
昭和42年5月5日に町指定文化財に指定されています。
篠を切って33本の管を作り、粥の中に入れ、米粒の入り具合で、その年の
作物の豊作等を占う神事です。
以下、稲含(いなふくみ)神社の御筒粥神事(おつつがゆしんじ)の内容を紹介します。
祝詞(のりと)奏上
那須集落にあります稲含神社里社で行われています。
最初に祭神様に祝詞奏上します。
祝詞奏上
33本の篠管を麻縄でまとめ、粥の中に入れて立てておきます。
篠の長さは約数センチです。
粥が煮あがるまで宮司は祝詞奏上します。
祝詞奏上
上記の写真を別の角度から見たものです。
粥の煮あがり
粥が煮あがり、宮司は火にかけていた鍋をおろし、粥の中にある篠管を取り出し
ます。
篠管の取り出し
粥の中から取り出した篠管です。このような状態で粥の中に入っていました。
これから占います
いよいよこれから篠管を割り、豊作や凶作等を占います。
最初の篠管
最初の篠管が割られ、粥の入り具合を見ます。氏子総代等の役職者が真剣な
眼差しで見つめています。
占い状況
段々と篠管が割られ、粥の入り具合で占います。氏子総代等の役職者が笑って
いますので、きっと豊作なのでしょう。
占い結果
御筒粥神事で占った結果を、下記のように印刷物にして配布します。
下記の結果は、平成23年のものです。
このように、毎年毎年連綿として行なわれています。
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