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遠い国への旅立ち  平成28年10月21日

最終更新日:2016年10月24日

 ある男性が遠い国へ旅行に行くことになりました。
 
一人では寂しいので、だれか一緒にと思い、4人の夫人がいましたので、第一の夫人に頼みましたが、私はいけませんと断られ、それではと第二の夫人に頼みましたが同じように断られ、第三の夫人に頼みましたら、それではついていきますが、国の境までと言われました。そこで第四の夫人に頼みましたら、それでは私がついていきましょうと言ってくれ一緒に旅に出ることができました。

 
これは喩(たとえ)の話であり遠い国への旅立ちは死後の地です。
 
そして第一夫人は「自分の体」、第二夫人は「財産」。これらは持って行くことはできません。
 第三夫人は「子供」です。子供は死後の地の境までしかいけません。
 第四夫人は「心」です。人の心はいつも一緒について行ってくれます。


 このようにどこまでも一緒にいてくれる「心」を大切に生きることの大切さをある年回の法要の中で住職が教えてくれました。
 「心」を大切に「誠心誠意」生きていかなければとの思いを強くした住職のお話でした。

                                                          

                             甘楽町長 茂 原 荘 一

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