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新人課長の気持ち 平成26年10月17日

最終更新日:2014年10月17日

新人課長の気持ち

  課長会議の席で新人の課長が「町長の人事は、経験のある職場に戻ることの多い、出戻り人事だ、40年も務めるのだからもっと多くの職場を経験させるべきだと」と発言されました。
 
気持ちは分からないわけではありませんが、限られた人数、限られた職場ですから、個人の思うようにはなかなかいきません。  与えられた職場でまずは頑張る、こんな気持ちで自分も仕事にあたってきました。頑張る職員は町民のみなさんはもとより、職場の仲間、上司も見てくれています。  課長は、自分の経験した職場に戻っての課長なので、他の経験したことのない職場の課長になりたかったのかなーと思いました。しかし、人事はなかなか本人の思い通りにはいかないものです。
 
人事異動と合わせ、職員が少ない、などの不満が職員にあり、課長の発言につながったのかとも思いますが、役場の職員は恵まれているとの「声」もあります。定員削減、給与削減の中での「町おこしプラン」で多くの先輩や職員の皆さんが、苦労をしてくれて今日までに至りました。

 地方が見直され地域で頑張る町を応援する国の方針です。職員にも人事は人ごと、受けて立つのが横綱相撲の気概を持ってもらい、限界集落、消滅町村にならぬよう、こんな時こそ職員みんなで力を合わせ、元気な甘楽町を目指して頑張ります。  
                               茂 原 荘 一

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