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一粒の麦 平成25年11月15日

最終更新日:2013年11月15日

一粒の麦

 我が家は農家ですから11月になると家族総出での麦蒔を思い出します。
 
 
種をまき、麦踏をし、寒い冬に耐えて「一粒万倍」の言葉がありますが、夏には実りを迎えます。 

町の国際交流は、元町長の田村利良さんが「一粒の麦」の精神で1983年に一粒の麦を蒔くがごとくに交流を初めてくれました。それから今年は早くも30年になります。

 1022日には姉妹都市であるイタリア チェルタルド市で交流30周年の記念式典を開催いただき、招待を受け国際交流協会の役員さんと訪問しました。今回は町議会議員の皆さんも現地で合流し式典に参加していただき盛大な式典となりました。 

 式の中で町の花である桜の記念植樹も、日本の「イタリアに日本の櫻を植樹する会」の全面的なご協力で植樹することができました。

甘楽町来町時、雄川堰の桜並木で甘楽の仲間と「花見」を行った画家のファビィオ カルベッテイ氏と今度はイタリアで「花見」をと約束してきました。  

 

ホームステイでチェルタルド市を訪れた中学生も248人となり、文化交流や人的の交流も進み「一粒の麦」が大きな実りを迎えています。

 

  今後もこの精神を引き継ぎ、より「大きな実り」を目指していきます。

 

                     甘楽町長 茂 原 荘 一

 チェルタルド市訪問の様子はこちらからご覧になれます

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