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イタリア海外駐在員だより Vol.53

最終更新日:2019年10月21日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 

 甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。

 第53回のお話は、イタリアで旬を迎えた秋の味覚「ブドウ」についてです。 


画像:チェルタルドパノラマ 

秋の味覚・旬のブドウを食す頃

 甘楽町の皆さま、ボンジョールノ!(こんにちは!)

 

 この度の過去最大級と言われた台風の襲来による被災に、心よりお見舞い申し上げます。

 稀に見る大型で大変強い勢力の台風に襲われ、各地で人的被害や河川の氾濫による甚大な被害が生じたニュースは、ここイタリアでも大きく報道され心が痛みます。台風の進路に当たった甘楽町への心配が募るばかりでしたが、町民の皆さまがご無事で、胸をなでおろしました。一日も早く平穏な日常が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。

 

 早いもので10月下旬となり、こちらチェルタルドでは丘の斜面に展開するブドウ畑が紅葉し始め、日増しに秋の深まりを感じる頃となりました。そんな中、まさに栗やリンゴ、更には「豊かな森の恵み」と言われる白トリュフやフレッシュポルチーニ茸など、秋の味覚の王様を食材に活かした極上の料理を存分に堪能できる美食の季節が到来しました。今回はそれにちなみ、旬を迎えた秋の味覚の一つである「イタリアのブドウ」にスポットを当てたいと思います。

 

イタリアのブドウ(1)           イタリアのブドウ(2)  
イタリアのブドウ(1)   イタリアのブドウ(2)

 

 歴史を遡ると、紀元前4000年から3000年頃には既に栽培が始まったとされているブドウ。中近東からヨーロッパへ広まったとの如く、イタリアは欧州国の中でもブドウの栽培が盛んです。

 ワインの郷で栽培される主原料のブドウを始め、長靴のかかとにあたる南イタリアのプーリア州は、日本のマスカットや巨峰に似た食用ブドウの有名な生産地です。この時期、街角のスーパーの果物コーナーにおいて、まさにブドウの主役的存在感が増す様子を通じて心に秋を感じる私。無造作に山積みされている量り売り専用のブドウを始め、1kg入りのパック詰めやそれ以上の量を詰めた箱詰め等様々あり、消費者が好みのスタイルで買い求めます。また、最近は種なしのブドウが出始め、ブドウの種が通らない私にはとても画期的なことで嬉しい限りです。 

 

ワインの主原料となるブドウ     種なしブドウ
ワインの主原料となるブドウ 種なしブドウ

 

 

 

 さらにトスカーナ州では、一見日本のデラウェアに似た特産のブドウが栽培されているのですが、それはこの季節限定で作られるブドウフォカッチャのトッピングとして欠かせません。

 

フォカッチャ用のブドウ           ブドウフォカッチャ(秋限定)
フォカッチャ用のブドウ ブドウフォカッチャ

 

 

 旬のみずみずしい旨味で溢れ、ビタミンCやB群、様々なミネラルやポリフェノールを含む優れた栄養素に富んだブドウを食し、健康維持に努めたいと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

在イタリア・チェルタルド市                 

                                          甘楽町海外駐在員 稲葉美代子

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。

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