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イタリア海外駐在員だより Vol.37

最終更新日:2018年06月19日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。  

    第37回は、「道」についてのお話です。

  今回はなかなか奥が深そうな話ですが、稲葉さんは何を語るのでしょうか。


画像:チェルタルドパノラマ 

チェルタルドを語る「道」

 

  甘楽町の皆さま、ボンジョールノ!(こんにちは!)

 

  月日が過ぎるのはあっという間で、早くも六月下旬を迎えました。目前に迫った夏至を控え、21時を過ぎてもまだ明るい空を見上げる度に、本格的な夏の到来を感じる今日この頃です。

 

 さて本題ですが、日々の生活と深く係る「道」。どこまでも真っ直ぐ続く道もあれば、曲がりくねった道や上り坂の道もある・・・。どこか人生に似たような感さえ覚えますが、その土地や街に築かれた道は唯一無二であり、そこに重ねられた悠久の歴史や人々の日常生活をも、垣間見ることが可能な存在であると考えます。それ故、今回はそのような視点に立ち、チェルタルドを語る「道」にスポットを当ててみたいと思います。 

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                                   丘を越えて続く道

 

 チェルタルドの街には2本のメインストリートがあります。ひとつは下の町にある「六月二日通り」です。道の両端にお店が立ち並び、様々なイベントやフリーマーケット等が開催されるチェルタルド市民にとって大切な道です。

 

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                                    六月二日通り

 

 そして、上の町「アルト」の集落にある「ボッカッチョ通り」です。中世の時代から長い時を経て今も存在する古い石畳の道で、ボッカッチョの家や教会、自治都市国家時代の行政庁であったプレトリオ宮殿が建ち、チェルタルドの悠久の歴史を後世に語り続ける重要な道です。

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                                    ボッカッチョ通り

 

 古い石畳のこの道を歩く度に、そこにしか存在しない独特の時の流れを感じます。また、古いレンガの家々の集落を囲む城壁の上に築かれた散歩道からは、下の町の見事なパノラマと遠くサン・ジミニャーノの高い塔が遠望できます。 

 

 H30.6.19italy4.jpg                                     城壁の散歩道 

 

 留学生としてこの街に住み始めた頃、心を落ち着かせたくなると急な石畳の坂道を上り訪れていた事が忘れられません。私にまた頑張ろうという気持ちを贈ってくれた城壁の散歩道だからです。

 

 チェルタルドを語る道は、今後もきっと姿を変えずにチェルタルドの歴史を刻み後世に伝え続けることでしょう。            

 
 

 

在イタリア・チェルタルド市

甘楽町海外駐在員  稲葉美代子

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。
 

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