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修復の始まり

最終更新日:2011年11月10日

名勝 楽山園 平成20年度の整備 南東庭園修復工事(2)

修復の始まり1

修復の始まり1

名勝楽山園等整備委員会.学術委員の飛田教授(長岡造形大学)の指導を受け、当時のままの状態の石を除いて、動いている護岸石を移動させました。写真の石の所々にテープ状のものが見られますが、これは石の位置や高さ等を計測した箇所で、後で元の位置に戻す時に必要となります。
このようにして、動いていますが利用できる石は全て取り上げました。
平成20年8月18日.南西より撮影

修復の始まり2

修復の始まり2

池の内外にありました石です。主に砂岩系の石が多くあり、割れている石も見られます。これらの石は護岸上や池より少し離れた所に置かれていた石ではないかと思われます。
写真の石群は砂岩系のため、石質強化や接着等の保存処理を施しました。
平成20年8月21日.東より撮影

修復の始まり3

修復の始まり3

遺構面上に砂を約10cm敷き覆い、遺構保護を行いました。池底に見られる小さな石等は、調査された時の状態で全て埋められました。この上に池が修復されます。
写真手前に白いラインが見えますが、ここが池の護岸となる所で、奥が池内となります。
平成20年8月19日.東北より撮影

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