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崇福寺の石造聖観音坐像(写真中央)

最終更新日:2013年11月19日

指定:平成22年3月26日   町指定重要文化財
所在地:甘楽町大字小幡1416-1     崇福寺墓域内(臨済宗)
見学:常時可

22 崇福寺の石造聖観音坐像

 この石仏には、紀年銘等がなく造立年や発願造立者は不明であるが、町内産の天引石(砂岩)を用いて垂直の舟形光背に聖観音坐像を厚肉彫りした石仏である。肩張りが強く衣紋等も省略されていることから、中世の特色が見られ、室町時代中期以降に造立された独尊坐像である。
 寸法は、垂直舟形光背の全高75cm、全幅43cm。聖観音坐像の全高51cm、両肩幅35cmを測る。
 中世の石造聖観音坐像で完形に近い状態のものは群馬県内でも少なく、鏑川流域では本独尊坐像以外は未だ見つかっていない極めて貴重な石仏である。

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住所:〒370-2292 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
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ファクス:0274-74-5813

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