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イタリア海外駐在員だより Vol.12

最終更新日:2016年04月22日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 甘楽町海外駐在員となったイタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。

 第12回は、食卓を彩るチェルタルドの季節の旬野菜について駐在員が紹介してくれます。チェルタルドでは、夜8時を過ぎてもまだ明るいそうですが、朝晩と日中の気温差が大きくチェルタルドで「Cipolla(たまねぎ)スタイル」と言われる重ね着をする服装で皆さん過ごしているそうです。
 どうぞご覧ください。
画像:チェルタルドパノラマ 

イタリアの「春」を食す頃

オイル漬け用の小粒アーティチョーク

オイル漬け用の小粒アーティチョーク

ソラマメとサラミ類

ソラマメとサラミ類

 甘楽町の皆さま  ボンジョールノ !(こんにちは !))

 4月も早下旬となり、こちらチェルタルドでは一面緑あふれるなだらかな丘の所々に真紅のケシの花が咲き、眩しい太陽と吹き抜ける心地よい風に初夏到来の足音が聞こえ始めた今日この頃です。

 そんな中、日常の食卓を彩る旬の野菜もすっかり様変わりしました。イタリアの春から初夏にかけて旬を迎える野菜として、ファーベ(ソラマメ)やカルチョーフィ(アーティチョーク)が挙げられます。今回は、これらの代表的な旬野菜のイタリア流の食し方についてご紹介したいと思います。

 まずソラマメですが、一般的にさや付きのまま売られるので、さやから豆を取り、生のまま生ハムやサラミ、ペコリーノチーズと一緒に食します。日本で暮らしていた頃ソラマメを生で食べる習慣がなかった私は、始めこんなスタイルに戸惑い、一種のカルチャーショックに似た驚きを感じていたものです。ホームステイ先の家族に勧められ半信半疑で食べたものの、思いのほか美味しくて、いつのまにかイタリア人同様、つい食べ過ぎないように気を付けるようになった自分に苦笑いする程です。

 一方アーティチョークは、古代ローマ時代から健康維持に効果がある野菜として知られ、リゾットやオーブン焼き、又はトスカーナで「ピンツィモーニオ」と呼ばれる独特の食し方であるオリーブオイルと塩で味を調え生のまま食します。小さいものは、写真のようにオイル漬けに仕込み食すのが伝統的です。
 日本でのいわゆる「箸休め」と言えるでしょうか。食卓の脇役的存在ですが、旬の野菜の美味しさを長く味わえる大切な恵み。先日スーパーで新鮮な小粒のアーティチョークを見つけたので、アナログスタイルですが食への情熱一筋で今年も手作業でオイル漬けに仕込みました。
carciofi 2.jpg※水と白ワイン酢を3対1に入れにます

carciofi3.jpg※にんにくとパセリ、ペペロンチーノを混ぜてひまわり油に漬けます

carciofi4.jpg※小瓶6本分できました

 これから我が家の日常の食卓にしばしば登場するものとなりそうです。

 

                                        
                                                     
在イタリア・チェルタルド市
 
                                            甘楽町海外駐在員 稲葉美代子

 

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。
 

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