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イタリア海外駐在員だより Vol.5

最終更新日:2015年10月19日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 甘楽町海外駐在員のイタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。

 今月はじめ、チェルタルド市で開催された食の祭典”BOCCACCESCA(ボッカッチェスカ)”に甘楽町が参加し、甘楽の食を紹介しました。
 今回はイタリアの食の代表「ワイン」の原料であるブドウの収穫のお話です。登場するジャーコモさんのワインは、チェルタルド市から直輸入し、道の駅甘楽で販売しています。

ヴァンデンミアの季節 ~ワイン造りの第一歩・ブドウ収穫作業~

おいしそうなブドウ

おいしそうなブドウ

一番右がジャーコモさん

一番右がジャーコモさん

一房ずつ丁寧に収穫

一房ずつ丁寧に収穫

広大なブドウ畑

広大なブドウ畑

  甘楽町の皆さま、ボンジョールノ(こんにちは!)

 イタリア・チェルタルド市では、朝晩の冷え込みと共に季節が進み、周辺の丘陵地帯に広がるブドウ畑の美しい紅葉風景を眺められる頃となりました。地元の伝統産業であるワイン造りの季節でもある秋。

 今回はワイン造りに向けての最初のプロセスともいえる「ヴェンデンミア(vandemmia)」と呼ばれるブドウ収穫作業の様子を皆さまにご紹介したいと思い、甘楽町へ自家製ワインをお届けしている「ポッジャグリッリ社」のオーナーのジャーコモさんに去る9月末に取材のご協力をお願いさせて頂きました。
 快く承諾して下さったジャーコモさんに感謝致します。

 ジャーコモさんの会社では、総勢1213人動員し、はさみで丁寧に一房ずつ切る手作業での収穫が行われ、約1015日間続きます。朝から夕方まで丘の斜面に沿う畑を登り下りしブドウを収穫する重労働といえましょう。

 刈り取ったブドウを積み運ぶトラクターに私も乗せて頂き、収穫作業が行われていたブドウ畑を実際に見学させて頂きました。ゴトゴト大きく揺れるトラクターの中もなかなかスリル満点でした。トラクターを降りると、そこは辺り一帯見渡す限り広がる広大なブドウ畑の中・・・近づいてみると、葉々の間に大きく実ったブドウの房があちこちに見え隠れし、はじけんばかりのピチピチとした実の甘い香りが漂っているのを感じました。収穫作業をしている方々のところへお邪魔した折り、刈り取ったばかりのブドウの房を手に取らせて頂き、そのずっしりとした重さに驚きました。

 「今年のブドウの出来は、量的には例年並みだけど、特に夏中の気候がブドウの良熟に適していたので、最高品質のワインができるでしょう」というジャーコモさんのお話しを伺いました。

 食卓に登るワインとしてお目見えする日が来るのを今から楽しみに期待している今日この頃です。

                                        在イタリア・チェルタルド市
                                      甘楽町海外駐在員  稲葉美代子

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来18年間チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 

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