久松侍従学校給食ご視察(昭和9年)。全国に先駆けて昭和7年12月に福島小学校(当時は福島尋常高等小学校)で学校給食が始まりました。当初は全額町費負担で開始され、翌8年度から児童一人あたり1か月20銭の給食費を集めるようになりました。9年度には給食に使用する野菜を学校の農業実習地から供給することにより、給食費は5銭値下げとなりました。当時の一般家庭の食費は1日10銭4厘だったそうですから、その安さがうかがわれます。昭和9年の久松侍従学校給食ご視察を記念して立てられた『御使御差遣記念碑』は今も福島小学校にあります。(写真提供 有賀哲夫)
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